プラス花

花粉について知ろう

花粉

花粉と聞くだけで花粉症の人はむずがゆくなってしまうかもしれません。花粉症で悩んでいる人が増えているため、杉やひのきの花粉が飛び始める時期以外にも一年をとおして対策グッズが扱われるようになりました。しかし、人間の身体にも重要な健康に役立つ成分がたっぷり詰まっているのは意外と知られていません。


花粉について

花粉とは

花粉は、裸子植物のオシベで形成されるもので受粉に必要な情報や成分が詰まったカプセルのようなものです。植物によって、楕円形や円盤状、球形、突起のあるものなど、植物の種類によって形が違います。雄しべの先端にある葯(やく)の中で花粉は独特の分裂を行い受精に必要な状態になると、葯が開いて放出されます。放出されると、風によって大気中に飛ばされたり、虫を媒体としてめしべに運ばれ受粉することになります。

成分

花粉は葯の中で2つに分裂します。さらに、2つになったうちの1つが、もう1つの花粉を取り込み1つの細胞の中にもう一つの細胞が入っている状態になります。中に取り込まれた細胞は分裂を数回繰り返して受粉に必要な情報とエネルギーとなるアミノ酸やホルモン物質、ビタミン類などが豊富に含まれています。そのため、昔から人間に必要な栄養素を多く含む健康食品として、蜂蜜や花粉そのものもが使われてきました。

花粉情報

環境庁では、花粉症と大気おせんの関係やスギ・ヒノキの花粉飛散量などの情報を公開しています。環境庁以外でも、毎年スギやヒノキの花粉が飛び始める季節の前になると、天気予報で飛散量を予測したりしているので、毎日の花粉情報をチェックすることができます。数十年前までは、花粉症という言葉もほとんど聞くことはありませんでしたが、現在は花粉症を発症している人の数は年々急増しています。事前に飛散量などを知ることで花粉症の症状を抑える対策をしたり、早めに病院を受診することが出来ます。

花粉症について

症状

花粉症の症状で最も多いのは、目のかゆみや涙目、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳などで、微熱を伴うことも多いのが特徴です。これらは、ひきはじめの風邪に似た症状に似ているので、自分が花粉症であるということに気が付きにくい人もいます。また、頭痛や霞目、全身のだるさといった症状や、皮膚のみにかゆみやカサつき、タダレなどの症状が現れることもあります。症状の程度は人によって様々ですが、日常生活に支障をきたすほどひどくなる場合もあります。

予防

花粉には受精に必要な遺伝子情報も入ってるため、その情報を守るために外側にカラをもっています。この殻の成分や中に含まれる物質が人間の体内に入ったとき、外敵と判断されると花粉に対して排除しようとする働きがおこります。この時、外敵と判断される物質は実際には外敵ではない場合も多いのですが、一度外敵と判断されたものはアレルゲンとなり、体内に入るたびにアレルギー反応を起こすきっかけとなります。こういったアレルギーの予防には、アレルギー物質と体が反応しないように抑える抗アレルギー作用のある薬などを使って予防をしておくのが効果的です。

対策

花粉症対策には、漢方や市販されている薬や花粉症対策グッズを利用するという方法もありますが、まず初めに自分のアレルゲンを特定しておくことが大切です。アレルギー検査は、アレルギー科や皮膚科などでも調べることが出来ます。また、花粉症などは都会に住む人のほうが症状がひどかったり、悩んでいる人の人数が多いという報告例もあります。一度アレルギー反応がでてしまうと、完治することは大変難しいため、症状を軽くしたり、押さえるといった対処方法や、身体の免疫力を高めるような生活習慣に改善していく事も大切です。